ビタミンDを赤ちゃんにあげる必要がある?小児科の先生と相談してみました!
まず、我が家の娘は健康そのもの!風邪も滅多にひきません!
そんな娘に、小児科の先生から、母乳育児中はビタミンDサプリメントを摂取することを勧められました。
健康な我が家の娘にもビタミンDのサプリメントは必要?どんなメーカーのサプリを摂取するべき?などレビューします!
ビタミンDを意識するきっかけ
小児科の先生からの指摘
私たちの自治体では生後半年の赤ちゃん健康診断があるのですが、その検診でビタミンDを勧められました。
小児科の先生から言われたこと
- ビタミンD欠乏症にならないために、健康な赤ちゃんにも、全員の赤ちゃんにビタミンDサプリメントを勧めている
- 赤ちゃんはビタミンDが不足しがちになる
- 母乳で育つ赤ちゃんは特にビタミンD欠乏症の子が多い
- ビタミンDが不足すると、骨の成長障害や足の骨が曲がる症状が発症する可能性がある(くる病)
→最初我が家がビタミンDを勧められた時、我が子に何か病気があるのでは?
と思ったのですが、先生からは「赤ちゃんは健康そのものだから大丈夫!だけど、母乳育児の人全員に勧めているよ!」と説明がありました。
ビタミンD不足についての小児科医の意見
とみもと小児科クリニックの先生のブログを読み、ビタミンDの理解が深まったのでご紹介します。
https://tomimoto.jp/archives/761
※私が通っている小児科の先生とは別の先生ですが、言っていることは大体同じでした。
ビタミンD不足は何が問題?
ビタミンDは主には腸からカルシウムの吸収を高める作用がありますが、そのほかにも免疫やアレルギー予防に関わっています。
① 骨と歯が弱くなります。カルシウムが吸収されにくくなり、O脚や頭蓋癆(ずがいろう)といった「くる病」をきたす場合もあります。
頭蓋癆・・頭蓋骨がうすく、指で押すだけでへこみます。夏-秋はそれほど発見されませんが、ビタミンD不足がひどくなる冬-春にかけては結構起こります。
O脚・・カルシウム不足で骨が弱くなるために歩き始めると骨が曲がりはじめてO脚をきたします。
② 免疫力が弱くなり、カゼ・インフルエンザや重症感染症にかかりやすくなります。
③ アレルギーになりやすくなります。最近、食物アレルギーが増えているのは、ビタミンD不足が増えてきているからだとする説もあります。
④ 将来、糖尿病やがんになりやすくなるといった報告もあります。また、自閉症や統合失調症との関連を示唆されています。
(引用:とみもと小児科クリニック)
→このような症状を防ぐために、ビタビン D不足を赤ちゃんにはなるべく避けてあげたいですね
ビタミンD不足になったのはなぜ?
ビタミンDは日光(紫外線)によってつくられるものがほとんどです。若い女性が日光を避けるようになったために、妊婦さんがひどいビタミンD不足になっています。お腹の中にいる赤ちゃんはお母さんからビタミンDをもらうしかないので、お母さん以上にビタミンD不足になります。
人工乳にはビタミンDが大量に添加されていますから、人工乳で育てた子は生後数カ月もすればビタミンD不足が解消するのですが、母乳はビタミンD不足のままですから、母乳で育てられた赤ちゃんはビタミンD不足が続くことになります。
(引用:とみもと小児科クリニック)
→娘の主治医の先生からも言われましたが、ミルクにはビタミンDが入っていますが、母乳にはビタミンDが不足することが多いので、我が家の娘のように完全母乳の赤ちゃんはビタミンDが不足しやすいそうです。
うちの子に限って大丈夫なのでは?
2016年に当院で母乳の子のビタミンD不足の調査をしました。不足とされる25OHD 20ng/ml以下の子は141人(155人中)で、91.0%とほとんどの赤ちゃんが不足し、96人(61.9%)はひどい欠乏状態と判定されました。
(引用:とみもと小児科クリニック)
→母乳育児で育った9割の赤ちゃんが不足しているのは驚きました。
赤ちゃんの摂取できるビタミンDサプリメント
主治医の先生から勧められたサプリメント
・森下仁丹 BabyD(ベビー ディー)
娘の主治医の小児科の先生からはBabyDを勧められました。
この時、先生から言われたことが、
- これは薬ではなくサプリメントなので、処方箋などは出せないこと
- 近くの薬局やネットで買えること
家に帰って他のメーカーなども調べてみましたが、国内の赤ちゃん用のビタミンDサプリメントはBabyD(ベビーディー)一択だと思います。海外産のものもありますが、赤ちゃんに使うものなので国内産のものが良いので選択肢からは外しました。
このベビーディーは先ほど紹介した小児科の先生のブログでも勧められており、他の小児科の先生の記事にも度々紹介されているので、このサプリメントを我が家では使うことに決めました。
しかし、1箱1500円前後するので正直高いなあ〜と思いますが、赤ちゃんの健康のため、我が家では愛用しております!
我が家の主治医の先生も新生児の時に飲むKシロップのように今後は保険適用できるように国に働きかけたい!と言っていましたが、今のところ保険適用ではなく、自費で購入が必要です。今後の子供達のためにも保険適用が望まれますね!
1箱で何ヶ月ぐらい持つの(使えるの)?
我が家では2ヶ月弱で使い切ります。
その都度新しいのを買っています。
いつまで摂取する必要がある?
ビタミンD不足は、外遊びの機会が増えると自然に解消していくそうなので、我が家では1歳過ぎの冬が明けたら卒業しようと思っています。(冬は日光浴の機会が少ないため)
1才を過ぎればビタミンD不足は自然に解消することが示されています。1才を過ぎると外遊びの機会が増えて、子ども自身が日光を浴びるようになるためと思われます。
(引用:とみもと小児科クリニック)
ちなみに娘の主治医の小児科の先生からは、
「日本人はビタミンD欠乏症の人が多いから、いつまで取ってても大丈夫!」
と言っていました。
ビタミンDの取りすぎもよくないようですが、このサプリメント数滴程度で過剰摂取になることはないとのことなので、1歳すぎて取っていたらダメというわけではないようです。
実際にベビーディーを使った口コミ・感想
我が家が購入しているベビーディーについて
ベビーディーの箱の中には、このようなスポイトタイプの瓶が入っています。
※大きさは大人の小指程度でとても小さいです。
赤ちゃんの飲ませ方は、1日1回ミルクや離乳食、母乳に垂らしてあげることを主治医からはオススメされました。
箱の裏にもあげ方がキチンと記載されていますね。
※目薬のように、赤ちゃんの口にスポイトを直接入れることは禁止されています
ベビーディーを使ったメリットデメリット
約半年間ベビーディーを使った我が家が、メリットデメリットを紹介します。
メリット
- 赤ちゃんのビタミンD不足を解消できる
- 離乳食で取るより、サプリメントは簡単にビタミンDを取れる
デメリット
- 残量が残り少しになると、スポイト容器は使いづらい
- 入れ忘れることがある
このベビーディーの容器がものすごく残念なんですよね。
スポイトタイプの容器なのですが、容量が少なくなるとうまく出てこないのです・・・
そんなに安いものでもないので、最後まで使い切りたいのに〜!
容器の改善を望みます・・・!
まとめ
- 完全母乳の赤ちゃんはビタミンDが不足しがちなのでサプリメントで補うことがおすすめ!
- BabyD(ベビーディー)というビタミンDサプリメントが国内だと使われている
- ビタミンDサプリメントは1歳ぐらいまでは使うのが良い
気になる方はぜひ商品を見てみてくださ〜い!↓